神戸空港行新線建設工事 (PI一期、二期境界区間)
この区間はムービング・ウォークをぐため、橋脚間が長い。また、ムービング・ウォークを通行する人の安全確保する必要がある。そこで、施工主の川崎重工は「鋼床版CFT ガーダー橋」を開発し、それを横取り工法で架設する工事を行った。

ムービング・ウォーク跨線区間
2003年12月4日
ムービング・ウォークの屋根の支柱の改修工事。

2003年12月23日
ムービング・ウォークの西側に足場が組まれ始めた。何が出来るのか興味津々だった。
(左)芝生広場より見る。 (右)一期区より見る。

2004年1月15日
足場がずらっとならんだ北端に大きな施工桁(エレクションガーダー)が設置された。

2004年1月20日
南側にも同様な構造物が設置された。上にはレールのようなものが見える。

2004年1月26日頃
足場の上に桁の一部が載せられた。2枚はつながっているのではなく、それぞれ独立して立っているように見える。
(左)ムービング・ウォークから見る。

2004年1月27日
2つ目の桁の部品が載せられている。両側は一応つながっているようだが、倒れないのかな。

2004年2月2日(左)、4日(右)
桁が次々と載ってゆく。上に板のような構造物がはめられていく。

2004年2月6日
(左)桁の部品が大部分載せられた。
(右)ムービングウォーク横のコンクリート製橋脚を見る。これに横で作製中の桁が載る。

2004年2月9日
(左)南側は端まで部品が載せられたようであるが、(右)北側はあと一つ載るようだ。

2004年2月13日
すべての部品が載せられた。これが一つの桁として構成される。

2004年2月18日頃
南公園から二期区方面を見る。ここに旧防波堤を跨ぐ桁が架設される。

2004年2月19日
桁の溶接が始まったようだ。

2004年3月10日頃
(左)一期区側から二期区を見る。 芝生広場より見る。

2004年3月15日頃
芝生広場から見る。

2004年3月20日頃
芝生広場から見る。

2004年3月24日頃
一期区から二期区側を見る。

2004年3月25日頃
桁が移動するレールが設置された。芝生広場から見る。

2004年3月29日
(上段)南公園内噴水付近から二期区方面を見る。
(中段)ムービング・ウォークから見る。
(下左)中央緑地公園より見る。

2004年4月2日
(上段)ムービング・ウォークから見る。
(下左)南公園内噴水広場より見る。 (下右)芝生広場から見る。

2004年4月6日
芝生広場から見る。

2004年4月9日
(上段、中左)ムービング・ウォークから見る。 (中右)一期区から二期区を見る。 (下左)芝生広場から見る。

2004年4月12日
桁が移動用のレールに下ろされた。
(上段)一期区から二期区を見る。 (中段、下段)ムービング・ウォークから見る。 (最下左)芝生広場から見る。

2004年4月13日
12日夜に桁が移動した。

写真は川崎重工技報第157号掲載のもの。キメックセンタービルより見たものと思われる。

2004年4月14日
13日夜にレールが撤去された。

(一段目左)南公園内噴水広場から見る。 (一段目右)一期区から二期区を見る。
(二段目)ムービング・ウォークから見る。
(三段目左)芝生広場から見る。 (三段目右)ムービング・ウォークから見る。
(四段目左)芝生広場へ下りるスロープから見る。 (四段目右)ムービング・ウォークから見る。
(五段目)ムービング・ウォークから見る。
 

2004年4月15日
(上左)南公園内噴水広場から見る。 (上右)一期区から二期区を見る。
(下段)芝生広場から見る。

2004年4月16日
ムービング・ウォークから桁の下部を見る。

2004年4月17日
(上左)芝生広場から見る。 (上右)理化学研究所から見る。 (下左)一期区から二期区を見る。

2004年4月20日頃
(左)ムービング・ウォークから一期区方面を見る。 (右)芝生広場から見る。


旧防波堤付近
2003年8月19日
二期区内中央緑地公園から一期区を見る。画像提供:@関西人さん

2003年11月10日頃
南公園内噴水広場から二期区を見る。丸い屋根がムービングウォーク。奥に見えるのは先端医療センターと理研神戸研究所。

2003年11月22日
二期区内中央緑地公園から一期区を見る。手前に見えるのは昔の防波堤である。工事用の取り付け道路が見える。

2003年12月23日
橋脚の基礎工事を上から見る。この橋脚は旧防波堤を切り取って施工されている。

2004年1月23日
橋脚の上部が据え付けられた。

2004年1月25日
溶接作業中。

2004年2月2日
ムービング・ウォークから橋脚上部を見る。

2004年2月4日
橋脚の上部はムービング・ウォークの屋根を一部取り外して設置されている。
(上段)南公園内噴水広場から見る。 (下段)ムービング・ウォーク上から見る。

2004年2月8日
錆止め塗装の工事。

2004年2月13日
足場が外され始めた。

2004年2月14日
足場が外された。

2004年2月18日頃
(上段)南公園内噴水広場から二期区方面を見る。 (中段)中央緑地公園からみる。
(下段)ムービング・ウォークから見る。

2004年2月24日頃
ムービング・ウォークから見る。

2004年3月1日頃
(左)南公園内噴水広場から二期区方面を見る。 (右)ムービング・ウォークから見る。ムービング・ウォークの屋根も元に戻った。

2004年3月7日頃
中央緑地公園から見る。ポートピア遊園地の駐車場を跨ぐ部分が直下で組み立てられている。

2004年3月10日
中央緑地公園から見る。桁の組立が進む。

2004年3月15日頃
中央緑地公園から見る。桁の組立が進む。

2004年3月17日頃
一期区を見る。橋脚脇に足場が組まれている。

2004年3月24日頃
中央緑地公園から見る。桁の組立が進む。

2004年3月29日
(左)中央緑地公園から見る。桁の組立が進む。 (右)南公園内噴水広場から見る。架設桁が伸びている。

2004年4月2日
南公園内から見る。

2004年4月9日頃
中央緑地公園から見る。

2004年4月14日(左)、16日頃(右)
中央緑地公園から見る。横取り工法で桁が橋脚の上に移動している。

2004年4月20日頃
桁が橋脚に架設された。 (上左)ムービング・ウォークから見る。 (上右)南公園内噴水広場から見る。
(下左)中央緑地公園から見る。
(下右)駐車場の上に架ける部分の桁を釣るクレーンが到着。左には取り外された架設桁。ムービング・ウォークから見る。

2004年4月22日頃
桁の架設準備。


桁連結後
2004年4月23日
桁が架設された。 (上左)中央緑地公園から見る。 (上右)南公園内噴水広場から見る。
(中左)ムービング・ウォークから見る。 (中右)南公園から見る。
南側はまだ桁がつながっていない。(下左)ムービング・ウォークから見る。

2004年5月6日
残りの部分の桁が架設され始めた。 
(上左)ムービング・ウォーク下から見る。 (上右)芝生広場へのスロープから見る。 (中段、下段)ムービング・ウォークから見る。

2004年5月7日
最後の部分の桁が架設された。芝生広場から見る。

2004年5月14日頃
鋼床版CFT ガーダー橋の北端部。 (上段)中央緑地公園から見る。 (中左)ムービング・ウォークから見る。
ムービング・ウォーク跨線部。 (中右)ムービング・ウォークから見る。
鋼床版CFT ガーダー橋の南端部。 (下左)芝生広場から見る。 (下右)ムービング・ウォークから見る。

2004年5月20日頃
足場が撤去されつつある。 芝生広場から見る。

2004年6月4日頃
落橋防止装置の設置が進む。 (上左)ムービング・ウォークから見る。 (上右)中央緑地公園から見る。
(下左)中央緑地公園から見る。
(上右)ムービング・ウォークから見る。

2004年6月6日頃
芝生広場から見る。

2004年6月10日頃
(左)中央緑地公園から見る。 (右)芝生公園から見る。

2004年7月9日
落橋防止装置。ムービング・ウォークから見る。

2004年7月23日
側壁が出来上がり始めた。桁作製時の足場はすっかり無くなった。

2004年8月2日
(上左)芝生広場から見る。 (上右、下左)ムービング・ウォークから見る。

2004年8月10日頃
(上左)中央緑地広場より見る。 (上右)ムービング・ウォークから見る。
(下左)ムービング・ウォークから北方向を見る。 (下右)ムービング・ウォークから南方向を見る。

2004年8月31日
(左)ムービング・ウォークから見る。 (右)落橋防止装置。ムービングウォークから見る。

2004年9月8日
旧防波堤を越える部分の歩道が通行できるようになった。

2004年9月10日
(左)芝生広場から見る。 (右)ムービング・ウォークから桁の下部を見る。

2005年3月30日
南公園内噴水広場から見る。橋脚の周辺では修景工事が行われている。

2005年5月19日
南公園内の軌道下の修景工事の進捗。噴水広場からムービングウォークへの通路も整備され、街灯も戻ってきた。南公園内噴水広場より見る。

2005年6月17日
噴水広場から見る。広場の修景工事がほぼ終了している。

2005年7月4日、8日
南公園内の区間の修景工事が完了。下段のみ8日に撮影。

2006年2月21日
ムービング・ウォークを超えてゆく新型ポートライナー2000系。

2006年3月14日
P509に取り付けられた「神戸新交通CFTガーター橋」についての解説板。
解説板の文面

平成16年度土木学会田中賞作品部門受賞
神戸新交通CFTガーター橋

この橋は「CFTガーター橋」と呼ばれる、鉄とコンクリートの双方の利点を生かした新しい橋梁形式を採用してつくられています。CFTガーター橋は、構造部材にコンクリートを充填した丸い鋼管(コンクリート充填鋼管)を使用しているのが特徴です。英語での表記「Concrete-Filled Steel Tube」から、頭文字をとってその名が付けられました。
この橋梁形式を実現させるために、新しい設計法や非破壊検査方法、コンクリートの充填性に関する品質の確認など、さまざまな先進的な技術が適用されています。
これらが評価され、平成16年度土木学会田中賞作品部門を受賞いたしました。
*「ガーター」は「橋桁」を意味する言葉です。

建 造:神戸市
施工者:川崎重工業株式会社

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