豊國神社(とよくにじんじゃ)

唐門 (国宝) 朱印

鎮座 京都府京都市東山区大和大路正面茶屋町(方広寺大仏殿遺跡地)
祭神 前関白太政大臣贈正一位豊臣秀吉公
旧社格 別格官幣社
由緒 明治8年、現在の地を相し、明治13年造営が成った。当初、豊国神社は大阪城外に祠宇造営の御沙汰(明治天皇)があったが、永年にわたる京都市民挙げての熱願により本社は京都へ御治定になり大阪へは別社を営まれる事になった。
(「豊国神社参拝の栞」参照)

メモ 国宝三十三間堂の近く、京都国立博物館北隣にある。境内には宝物館もあるが今回は入らなかった。唐門には瓢箪の形をした絵馬が沢山下がっていたり、瓢箪のお守りなど豊臣秀吉公ゆかりの瓢箪を用いた縁起物も多い。唐門は伏見城の城門のひとつを移築したもので、国宝に指定されている。境内の隣には大阪冬の陣のきっかけとなった「国家安康」「君臣豊楽」の銘文の鐘で有名な方広寺がある。
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朱印について:豊国神社所蔵の品に豊太閤関白印がある。豊公ご使用のものと伝えられる。青銅製のつまみは唐獅子風である。印面は二重円で中央に関白とあり周辺に「寿は南山に比し、福は東海の如し」とある。南山は中国の都として有名な長安の南80里にあった終南山であろう。一名を太一ともいわれ、天の中心にある太一星の精霊が住むという霊験あらたかな山であった。東海は仙人の住む蓬莱山のあるところ。「寿命も福(人の幸せ)も共に仙人と同じように長く多かれと祈る文」で目出度い御銘である。
(豊国神社から頂いた説明書きから引用)
公式HP なし

洗手鉢にも五七桐の紋。 京都国立博物館

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