白峯神宮(しらみねじんぐう)

舞殿 朱印

鎮座 京都府京都市上京区今出川通堀川東入ル飛鳥井町261番地
祭神 崇徳天皇 (第75代)
淳仁天皇 (第47代)
旧社格 官幣大社
由緒 崇徳天皇は平安朝末期の1119年(元永2年)に鳥羽天皇の皇子として誕生し、1123年(保安4年)に第75代の天皇に即位したが、保元の乱(1156年)に敗れ、讃岐の国に配流遷奉された。1164年(長寛2年)8月、45歳で同国にて崩御、白峰山陵(香川県坂出市)に奉葬された。淳仁天皇は「日本書紀」編纂の舎人親王の皇子として733年(天平5年)に誕生した。孝謙天皇の皇太子となり、758年(天平宝字2年)、第47代の天皇に即位。藤原仲麻呂をして官制の改革租税の軽減・通貨鋳造・窮民救済などの仁政を広く敷いたが、弓削道鏡らの謀計により廃位となり、淡路島に配流されて765年(天平神護元年)、同島にて崩御、淡路陵に奉葬された。
孝明天皇は白峰神宮の創建を幕府に命ずるも1866年(慶応2年)12月に崩御。父帝の意志を継いで、1868年(慶応4年)8月18日、明治天皇は崇徳天皇を祭神とする本宮創建を宣命した。同年9月6日、崇徳天皇の神霊を讃岐国の白峰御陵より遷奉、本神宮に鎮斎した。また、明治6年12月24日、淳仁天皇の神霊を淡路島の御陵より遷奉して本神宮に併祀した。
(「白峯神社由緒書」 参照)

メモ 白峯神宮は堀川通と今出川通の交差点の東にある。大通りに面しているが、境内は意外と静かである。白峯神宮は蹴鞠の宗家・飛鳥井氏の邸宅があったところで、蹴鞠の守護神も祀られている。折りしも境内では蹴鞠の練習が行われていた。
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白峯神宮には「まり」の守護神として精大明神が祀られている。精大明神は蹴鞠、和歌の宗家飛鳥井家が守護神として尊崇していた芸道上達の神様でもある。近年は球技一般・スポーツの守護神としても崇められる。
公式HP http://www10.ocn.ne.jp/~siramine/

蹴鞠の練習風景

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