生田神社(いくたじんじゃ)

黒鳥居から大鳥居と楼門を望む 朱印 朱印
黒鳥居は伊勢神宮から寄贈されたもの。以前は石鳥居だったが、阪神淡路大震災で倒壊した。
(平成16年10月16日)
この朱印を書いていただいた神官さんは伊弉諾神宮の朱印を書いていただいた神官さんと同じ方だった。伊弉諾神宮でご朱印を頂いたその年の3月に生田神社へ異動されたとのことで、「神官さんにも異動」があるのか」とびっくりした。

鎮座 兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2番地1号
祭神 稚日女尊(わかひるめのみこと)
(稚日女尊は稚(わか)く瑞々しい日の女神という神名である。伊勢神宮の御祭神・天照皇大神の幼名とも言われる。)
旧社格 延喜式 式内社 名神大 月次相嘗新嘗
官幣中社
由緒 日本書紀の神功皇后の巻に「恰度神戸敏馬(みのめ)の沖合にて皇后の御舟が、海中に廻って進むことが出来なかったので、務古の水門(和田岬)に還りまして占はれた所、天照大神、誨(おし)へられて我が荒魂は皇居の近くに居るべきでない。御心広田国に居らむと。これを葉山媛をして祭らしめられた。また稚日女尊誨へられるよう、吾は活田長峡国(いくたながをのくに)に居らむと。これを海上五十狭茅(うながみいさち)に命じて生田の地に祭らしめ」とある。このとき、大阪の住吉大社と神戸の長田神社、西宮の広田神社を同時に祭られ、これを日本書紀では四社鎮祭という。これが生田神社の創始である。
(「生田神社由緒書」を参照)

メモ JR三ノ宮駅、阪急、神戸市営地下鉄三宮駅のすぐ北に位置する。都市中心部にありながら「生田森」と呼ばれる鬱蒼とした鎮守の森が保存されている。きれいな写真が撮れなかったので後日撮影する予定。
(平成16年5月15日参拝)

西宮の廣田神社まで参拝に出る途中に参拝。土曜日で大安であったことから、一足早い七五三参りの家族連れで賑わっていた。ちょうど結婚式が執り行われており、厳かな雰囲気に、神社で執り行う神前式もいいなあと思った。
(平成16年10月16日参拝)

毎年4月15日は春の例祭で、その近日の休日には神幸祭が行われる。平成17年のお宮入りの様子はこちら
公式HP http://www.ikutajinja.or.jp/

大鳥居から楼門を望む
鮮やかな朱が目に眩しかった。
(平成16年10月16日)
楼門
左にお守りやお札を授与する受付がある。阪神淡路大震災で傾くなどの被害を受けたが元の姿を取り戻した。
(平成16年10月16日)
拝殿
拝殿は、1995(平成7年)年1月17日の阪神淡路大震災で倒壊したが、その後、修理された。
拝殿 (平成18年2月5日) 七五三参りの家族連れが拝殿前で記念写真を撮っているのが微笑ましい。 (平成16年10月16日)
拝殿全景 (平成18年2月5日)
拝殿内部 (平成18年2月5日)
本殿 (平成18年2月5日) 本殿 (平成18年2月5日)

境内摂末社
日吉神社、諏訪神社
本殿左に鎮座。
(平成18年8月21日)
八幡神社、住吉神社
本殿右に鎮座。
(平成18年8月21日)
大海神社
黒鳥居をくぐってすぐ左手にある。海運の神様で、海運業の人々に崇敬が篤い。
(平成18年2月5日)
 
松尾神社
黒鳥居をくぐってすぐ右手にある。新羅からの使節が来たとき敏馬(とのめ)浦で酒を振舞っていたという。その酒は生田、廣田、長田、片岡から稲50束ずつを集め、生田神社の境内で社人が醸造したものだったという。これが灘五郷酒造の始まりとされる。そのことから松尾神社が末社として祭られている。
(平成18年2月5日)
 
生田弁財天 市杵島(いちきしま)神社
祭神は市杵島姫命。またの名を弁財天という。
(平成18年2月5日)
 
戸隠社
祭神:天手力男(たじからお)命。天岩戸の故事に出てくる神。本社は信州戸隠にある。
(平成18年2月5日)
戸隠社と蛭子社 (平成16年10月16日)
 
蛭子社
祭神は蛭子尊。一般にはえべっさんの名で親しまれる。 (平成18年2月5日)
 
稲荷社 (平成18年2月5日)
 
人丸(ひとまる)神社
雷大臣(いかつおみ)神社
塞(さえ)神社

(平成18年2月5日)
 
生田森坐社 (平成18年2月5日)
 
生田森
枕草子の115段に「森は大あらきの森・・・信田の森、生田森・・・」とあり、平安時代の昔から多くの歌に詠まれている。
(平成16年10月16日)

生田ロードの鳥居
この道を山のほうへ歩いてゆくと、生田神社である。
(平成17年9月15日)

神前結婚式
大安だったので結婚式が行われていた。巫女さんを先頭に新郎新婦と親族が拝殿へ向かう。神前での厳かな式もいいものだなと思った。
(平成16年10月16日)
 
平成18年初詣
初詣客でごった返す拝殿前。(平成18年1月1日) 楼門前に作られた「杉盛」。高さは約5m。 江戸時代から続く習慣で、木の棒にわらを巻きつけ、約五千本の杉の枝を差し込んで作る。木の上部には地域が栄えるように榊(さかき)の枝と、五穀豊穣を祈る五本のススキも飾られている。通常、新年には松を飾ることが多いが、生田神社は約1200年前に境内の松が水害で倒れ、神殿を壊したことから、松を忌み、代わりに杉を使うようになったという。
(平成18年1月14日)
新年の初詣客が結んだおみくじで下のほうは真っ白に見える。
(平成18年1月14日)
(平成18年1月14日)

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