宗像神社(むなかたじんじゃ)

鳥居より境内を見る 朱印

鎮座 京都府京都市上京区京都御苑内
祭神 多紀理比売命(たぎりひめのみこと)
多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
市岐嶋比売命(いちきひめのみこと)
御三姫の大神を総称して宗像大神と称す。
旧社格 -
由緒 延暦14年(795年:平安京創立の翌年)、後の太政大臣藤原冬嗣公が桓武天皇の命によって皇居鎮護の神として祀られたのが始まり。帝王編年記、三代実録の古文書の中で小一条殿と称され、清和源氏の祖、清和天皇ご誕生の地と記されている。枕草子、花山院家記には花山天皇の御代、内裏を一時当社に移され、花山院殿と称されたことがあると記されている。京都御苑の南西にあたって鬼門を守る位置にあり、方除けの神として市中になじみが深く、建築関係者の参拝が多い。
(「宗像神社参拝のしおり」を参考)

メモ 京都御苑内に鎮座する。割と広い境内である。境内はきれいに整備されていて、手が行き届いている。雨上がりの新緑が美しかった。境内北側の大楠木が立派で荘厳な印象を受けた。やはり鬱蒼と繁った大きな木があると神社のイメージがずいぶんと変わる。
公式HP http://www.munakata-jinjya.or.jp/

宗像神社本殿 境内社
境内

境内社
右より
少将井社
祭神:櫛稲田姫神(くしなだひめのかみ)

八坂神社の御旅所のあった少将井町、少将井御旅町(現在の烏丸竹屋町より夷川間の両側)に祀られていた神社。祇園祭の後祭の7月24日に八坂神社より神官が御神饌を供進され、祇園祭の報告をする。


繁栄稲荷社

祭神:命婦稲荷神(みょうぶいなりのかみ)

白狐が稲荷山に繁殖して神社を守ったとの伝説により、土地を守り子孫繁栄、事業発展を願う。

金刀比羅宮

祭神:大物主神(おおものぬしのかみ)
    崇徳天皇(すとくてんのう)

文化3年(1806年)10月10日、讃岐丸亀藩主京極能登守が常に篤く崇敬していた象頭山金刀比羅宮を京都に祀ったもの。

花山稲荷社
祭神:倉稲魂神(うかのみたまのかみ)

左大臣、花山院家忠公の時より明治初年(1868年)まで代々宗像神社の別当をされていた公卿花山院家の守護神として境内の南、楠木の大木の下に祀られる。
京都観光神社
祭神:猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
観光客の無事息災を祈念し、業界の発展のため道案内の神をお迎えして昭和44年1969年)11月1日に建立。

舞殿 北側の大楠木
境内北の楠は樹齢600年。南の楠は400年と推定され、京都の中では最も高齢の大樹とされる。

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