天龍寺 塔頭
宝厳院(ほうごんいん)

庭園 朱印

所在地 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場36番地
寺号 大亀山 宝厳院(だいきざん ほうごんいん)
本尊 聖観世音菩薩
開基 細川頼之
開山 聖仲永光禅師
宗派 臨済宗 大本山 天龍寺 塔頭
縁起 臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつ。寛正2(1461)年、室町幕府の管領であった細川頼之により、天龍寺開山夢窓国師から三世の法孫にあたる聖仲永光禅師を開山に迎え創建された。 もとは現在の上京区に大きな境内を持っていたが、応仁の乱で焼失。後に再建され、天龍寺の塔頭である弘源寺の境内に移った。
庭園は夢窓国師の法孫である策彦禅師の作とされ、嵐山を巧みに取り入れた回遊式山水庭園。江戸時代の『都林泉名勝図会』にも掲載された名園である。

メモ

塔頭(たっちゅう)
もともとは、禅宗において祖師や大寺の高僧の死後、その弟子が師の徳を慕って、塔(祖師や高僧の墓塔)の頭(ほとりの意味)、またはその敷地内に建てた小院のことを意味した。それから転じて、寺院の敷地内にある子院のことも塔頭と呼ぶようになった。
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平成16年秋季一般公開の最終日であった。すっかり葉が落ちてしまった庭園は一面、紅葉の絨毯を敷いたようで、苔の緑とのコントラストも鮮やかで、それはまたそれで趣があった。

公式HP http://www.hogonin.jp/

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